マンションの収納!有効活用できない失敗例


収納に充分な広さがあるからと借りたり、購入したマンションンの部屋が、なぜか使い勝手が悪く、片付けができないということを良く聞きます。部屋を借りたり、購入する前に確認しているはずなのにです。

なぜ、このようなことが起きるのでしょうか。有効活用ができていないという失敗例を手掛かりに、自分が今かかえている、片付け方法の問題点を考えてみてはどうでしょうか。解決の糸口をつかむことにつながる可能性があります。

サイズを測ったはずなのに

押入れがあるマンションの部屋。押入れがあれば便利そうなものですが、あまり上手に使いこなせていない場所でもあるようです。

押入れの大きさを測って、収納ケースを買ってきたのに、ケースが収まらなかったという失敗例です。誰でも買いに行く前に、買ってきたケース自体が入らないと困りますから、置く場所の大きさを測ってから行きます。ところが、測っていったにもかかわらず、入らなかったのです。

入らなかった原因は、あまりにもピッタリの高さだったからでした。ピッタリだったら、入りそうなものですが、実際には入りません。少しでも隙間がないと、擦れてしまって入らないのです。余裕がないと入らないというのは、意外と盲点なようです。

また、入るには入ったけれど、扉が邪魔になって引き出しが引き出せないということもあります。戸が閉まらなくなったということもよくあります。

この時買ったケースは単体のものを組み合わせるものだったので、一段抜いて押入れの下の段に入れました。余ったケースは押入れの上の段に置きました。けれど押入れの上段は、クローゼットも兼ねていたので、洋服を掛けられるスペースが少なくなってしまいました。

更に押し入れは、奥行きが深いので、空間を上手に生かし切れていない場合も多いようです。布団や毛布を入れている人も多いと思いますが、そのまま入れてあって、出そうとすると下から引っ張り出さなければいけなかったり、上に置いてある布団が崩れ落ちてきたりと苦労している人も多いのではないでしょうか。

こういった場合には、押入れを仕切るための用品を使用したり、布団や毛布を専用の収納袋に入れて押入れに入れていくときれいに片付けることができますが、出すときのことも考えて入れていく必要があります。布団に限らず、他のものを片付ける場合にも、箱やケースなどを上手に活用すれば、デッドスペースも少なくなります。

最近では、押入れの代わりにクローゼットがある物件も多くなってきています。洋服を全部仕舞う前に、衣装ケースを買い込んで、詰め込んでしまった後で、ワンピースやコートが仕舞えないことに気が付いて、衣装ケースを取り出したという失敗もあります。

また、クローゼットの中に布団などを仕舞わないといけないこともありますから、そのスペースも考慮しないといけません。

まずは、手持ちの洋服を全部クローゼットに掛けて、どのくらいまでの高さや幅だったら支障がないか確認してから、衣装ケースなどの購入をお勧めします。すでに持っている衣装ケースなどのサイズが合わない時には、買い替えるという決断も必要になってきます。

意外と盲点!ベッド下に収納できない

良くベッドの下に衣装ケースなどを置いて、収納に利用している方もおられますが、こういったスペースを利用するのは良いことです。ですが、ベッドによっては、スペースを有効活用できない場合もあるので、要注意です。

良くあるのが、ベッド下の高さが意外と低くて、衣装ケースが入らないという場合です。ベッドの下に置けるような衣装ケースは、高さが20数センチのものが多いようです。ベッドの下の高さを測らずに買いに行って、「ベッドの下に置けるサイズです」と書いてあったものを購入したら、高さが合わなかったという失敗もあります。

ベッドによっては、上に置くマットレスの高さも考慮して、上がり降りしやすい高さにするために、ベッドを低くしてあります。また、ベッド周りに飾りが付いているようなものも、要注意です。見た目を良くするために、化粧板などが取り付けられていて、ベッド下を有効に使えないということもあります。

特に要注意なのが、折り畳みができるベッドです。ベッド下に衣装ケースを置ける高さは充分にあっても、ベッドの縦中心にスプリングが斜めについていて、奥の方が使えないということがあります。よく確認をせずに、ベッド下に衣装ケースを置こうとしたら、スプリングが邪魔になって縦に置けませんでした。衣装ケースを横にして置きましたが、中のものを出すときには、ベッド下から引っ張り出さないと引き出しを開けられませんでした。

ベッド下に収納付きのベッドもあります。分譲マンションであれば、ずっと住み続けることになるので、このようなベッドを使用するのも可能です。しかし、賃貸物件に住んでおり、転勤などの可能性がある方は、引っ越しするときのことを考えると、簡単に組み立てたりできる仕様ではないので、あまりお勧めはしません。

手が届かない!キッチン収納

キッチン周りの収納もあると無いとでは、使い勝手が大きく変わってきます。シンクや調理台、ガス台の下、シンク上のスペースはとても重要です。その他にもすき間のスペースなどもありますが、この中で、一番問題になってくるのが、シンク上の棚です。

新しいマンションの場合は、シンク上の棚の高さも使いやすいように、低くできています。しかし、古い物件の場合は、踏み台を使わないと手が届かないような高い位置に取り付けられています。どちらにしても、ここに何を仕舞うかということが問題です。

つい、あまり使わない鍋などを置きたくなりますが、危険ですからやめておきましょう。特に、踏み台を使わないといけないような高い場所に重いものを置くと、使おうと取り出すときにバランスを崩してケガをします。また、地震が起きた場合、上から落ちてくると大変危険です。

では、何を仕舞っておくと良いかというと、落ちてきても危険の少ないものです。ラップやアルミホイル、キッチンペーパーなど軽い消耗品の買い置きを仕舞っておくことが、一番安全です。取り出しにくいような場合には、紙袋や空き箱に取っ手を付けたものの中に入れて棚に入れておくと取り出しやすくなります。

設備が新しいシステムキッチンの場合には、シンクの下はスライド式の引き出し型になっているので、問題ありません。しかし古いシンクの場合には、シンク下の奥の方は手が届きにくい場所です。そのようなスペースにあまり使わない鍋などを置いておく方が安全です。でも使いたくなった時に取り出しにくいのは困るというのなら、かごなどを活用します。かごに入れて引っ張り出せるようにしておけば問題なく取り出せます。

まとめ

収納があるマンションでも、有効活用ができなかった失敗例を紹介しました。スペースがあるからといって、大きさを測り忘れたりすると後悔することが起きてしまいます。

スペースも活用できるものとそうでないものがあります。多ければいいというものでもありません。マンション住まいでなくても、スペースを活用できずに、どうしたらいいのか悩んでいらっしゃる方はたくさんいらっしゃると思います。

今回紹介した失敗例を反面教師として、スペースの有効活用法を考えてみてください。

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