築年数が古いマンションを購入するメリット


物件数も多く、豊富な価格帯の中古マンションが、最近、人気を集めています。人それぞれにマンションに求めるものは違いますから、自分の要求に合っていれば新築ではなくても価値がある、という風潮が益々広まってきているのだと思います。マンションの価値を判断するのは自分です。人の噂や勧めに惑わされる事なく、シッカリと自分で確認する事が、結局は住み心地の良い「家」を手に入れるコツではないでしょうか。

良い立地でも価格が安いことがある

「立地」は大事な条件の一つです。例え新築マンションでも、周辺の治安が悪い、利便性が低い、環境が好きではない、では住み勝手の悪いマンションになってしまい兼ねません。「場所で選ぶ」という選択肢なら、多少の築年数が経っていても条件に合ったマンションという事になります。しかも築年数に依って価格は大分変ってきますから、好きな場所を安く買えるという事もあるのです。土地の価格が安定していた頃なら、普通は良い立地からマンションを建てて行きますから、まずは場所選びから始めてみても良いと思います。ただ、耐震性の心配もありますよね。正確には1981年6月1日に建築法は改正されていますから、それ以降に建てられたもの「築37年以下」なら安心して良いと思われます。しかし、地盤や建物の構造に依ってはそれ以前でも強固な建物の場合もあります。

リノベーションやリフォームしている物件も多い

築年数にこだわらなければ物件数もかなり多くなります。最近の中古マンションは、ほとんどがリフォームやリノベーション済みの物件です。中には新築同然の所も少なくありません。それほどしっかりとリフォームをしていなくても、自分でアレンジできるレベルであれば、それはそれで自分の好きなように作り替える楽しさがあります。機器にしても、最新型ではなくてもマンション自体の価格が安ければ、その分で自分の使い易い機器を揃えれば良い訳です。差し引いたら、機器を揃える方が断然お得になりそうです。ただ、あまりにも汚いと感じる物件は「管理の問題」があるかもしれません。マンションの修繕計画は重要です。メンテナンス次第で建物の寿命が変わってきますから。修繕の実施状況は必ず確認する方が賢明ですし、それが管理組合の機能確認にもなります。

収納スペースが広い!

古い物件で嬉しいのは、押入れと天袋がついている物件が多い事です。最近のマンションはウォークインクローゼットとかお洒落なものが多く、それも悪くはないですが、物が多い人には押入れと天袋は強い味方です。なにしろ物が沢山入ります。押入れは物入れだけでなく、上手に使えば勉強部屋になってしまったり作業場になったりもします。広い収納スペースを工夫次第でアレンジできるのは嬉しい特典だと思います。築年数が40~50年以上だと、1畳が通常のマンション仕様より大きい場合もあります。そうなると同じ6畳一間でも広めの部屋になりますので、ゆったりと使用できる事にもなります。取り敢えずは築年数だけで決めてしまうのではなく、こまめに物件を見学してみる事が大切ではないでしょうか。古いマンションのメリットは意外な所にあるかもしれません。

まとめ

中古物件の「魅力」の部分をご紹介しましたが、もちろん併せて安全性にも心を配って欲しいと思います。それには新耐震法の他にも、地盤や構造、修繕の有無など色々な観点から見る必要があるでしょう。また、自分が望んでいる事や必要とする条件などを書き出して、並べてみる方法も有効だと思います。そうすれば、優先順位が着け易くなるのではないでしょうか。何を基本に考えるかでマンション選びも変わってきます。

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