中古マンションを賢く買うためのマニュアル


新築マンションではなく中古マンションへの投資を考える場合、やはりその購入においておさえておきたい点についても、多少異なってきます。リーズナブルに購入するためのポイントはもちろん、購入後に賢く運用していくためのポイントについて、くわしく見ていってみましょう。

税金と税金の低減措置を確認する

中古マンションを賢く購入するために気をつけたいのは、まずは、あらかじめ税金について知っておくべきポイントをおさえておくことです。購入する際に発生する税金には、不動産取得税、印紙税、登録免許税、消費税があげられます。そして購入後にも、固定資産税や都市計画税なども発生しますので、購入時だけではなく、購入において発生するすべての税金や諸費用について知っておいた方が安心です。

また、不動産取得税には軽減措置があり、満たすことのできる条件によっては、大幅な税額の軽減を期待することができます。その条件として代表的なのは、居住用やセカンドハウス用として購入する物件であること、課税床面積が50から240平方メートルであることなど、1982年以降に建築された建物であること、新耐震基準に適合している物件であること、などが細かく設定されていますので、事前に確認してみることをおすすめします。

資産価値が落ちにくい物件を買う

中古物件を賢く購入するために考慮しておきたいのが、その物件の今後の資産価値がどうなっていくかを予測するということです。中古物件だけではなく、新築物件にも言えることですが、今現在、価値ある物件だとしても、立地や建物の状態などによっては、数年後や数十年後もそうであるとは限りません。

物件を選ぶ際には、現行価格だけではなく、将来性を見越して判断することが大切になります。一般的にポイントとされるのは、立地条件、住環境の充実度、街の将来性や安全度、物件の管理体制、また、各部屋の間取り、日当たり、バリアフリー設計、水回りのデザイン、断熱・防音性能などの根本的な住宅設備の充実度についても、ある程度細かくかつ冷静に見ていくことが必要となります。

しかし、やはり自分や家族の満足のいく投資であることが必要になりますので、数値や理想条件などに囚われすぎず、柔軟な視点を持って物件選びをすることも大切にしていただければと思います。

マンションの管理状態を見る

中古マンションでやはり重要になってくるのが、マンションの管理状態についてしっかりと見極めるということです。一般的に管理状態をチェックする方法としては、建物の外観に加え、建物内のエントランス、廊下、エレベーターなどの設備を見ること、住人のマナーや年齢層などが確認できるゴミ置き場や自転車置き場などの共有スペースを見ること、コミュニティ内の課題事項や活気などを確認すること、また、管理費や修繕積立金の額、短期・長期ともに修繕計画の詳細について確認することなどがあげられます。

とくに、ある程度の築年数が経過している中古の物件では、修繕は大きなテーマのひとつにもなってきますので、毎月発生する修繕積立金がある程度の額でなければきちんとした管理が見込めず、将来を見越した上での安心の物件とは呼べないと言われることもあるようです。

まとめ

一戸建ての物件とは異なり、中古マンションの購入にあたっては、着目するべきポイントについても多少異なってくることを知っていただけたかと思います。

長く住み続けることのできるマンション、そして、自分や家族のライフスタイルや理想の暮らしにぴったりのマンションを賢く手に入れるためにも、ぜひいろいろな物件を見て、じっくりと物件選びをしていただければと思います。

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